「教会兼住居」のオーナー様
「ジョイホームは選択肢に入らないね」と夫婦で確認しあっていたのでした…….
ジョイホームさんとの出逢いは、マシェリ誌に案内が掲載されていた見学会に行った時でした。
家造りを具体的にする方向へ本腰を入れ始めたところで、自分たちの気に入りそうな数社の見学会に足を運んでいた頃でした。
実はジョイホームさんの家を見に行ったのは、別の会社の見学会に行く「ついで」でした。
その第一印象は、夫婦一斉に「す、住めるの?」というものでした。
ジョイホームさんの家は、それまで見ていた家とは全く違っていて「格好は良いのだろうけど自分の家として実際に生活するのはちょっと想像できない」と感じました。その日は、こちらの趣向を簡単にお伝えして、すぐに本命の見学会へ向かいしました。
家に帰ってからも「ジョイホームは選択肢に入らないね」と夫婦で確認しあっていたのでした。
それから数日が経ち、後に絶大な信頼を寄せることになるプランナーの瀬川さんが希望エリアの土地物件を持って来て下さいました。
ギャラリーを見てくださると分かるように、私たちは「キリスト教会」と、牧師家族の住む「住居」が一緒になった建物なので、土地も一般の住宅よりも少し広いものが必要で、見つけるのは容易ではありませんでした。数か月が過ぎたころ、瀬川さんから「今度希望されるエリアにジョイホームが土地を買うことになりました。ぜひ見てみませんか」との知らせが入りました。
しかもこちらが教会であることを考慮した土地の区割りまで、準備して下さっていました。
教会というある意味特殊な世界にいる私達ですが、ジョイホームさんは宗教的な施設だからと差別や敬遠したりせず実に誠実に、気持ちよく対応してくださいました。こうした配慮があったので、土地から建築までジョイホームさんにお願いすることに迷いはありませんでした。
さてそれからというもの、私たちも腹を決めて「ジョイホームに私たちの願いが込められた家を造ってもらおう」と意気込み、資料を作ったり、夢をつぶやいたりしてこちらの希望をお伝えしました。
「スリット階段は怖いからダメです」「外観がシャープな建物だと教会に合わないのですが、ジョイホームらしくない建物になるから、おもしろくないんじゃないですか」などと遠慮なく伝えさせていただきました。
すると瀬川さんはしっかりと、私たちがどういう建物を建てたいかを捉えてくださり私たちよりも熱心に勉強し、新しい資料を見せてくださったので、毎回の打ち合わせは、夢が膨らみ、それが実現へと向かっていく、何とも実のあるものとなっていきました。驚いたのは、こちらの要望には必ず、どんなことでも、どんな時でも、耳を傾けてくださる事でした。
しかもこちらの意見をただ聞くだけでなく、聞きたい上で「それはちょっとおかしいです」とか「やめたほうがいいです」と、はっきり言って下さった事も、瀬川さんへの信頼を深められていった要因でした。また、ある時には、ご家族で旅行中であっても電話に出てくださり、意見や状況の変化、心の動きを聞いて下さったことにはどれだけ感謝しても足りないほどです。このように建物プランに関しては、提案や打ち合わせで一気に決まるのではなく、一歩前進、半歩後退というまどろっこしい展開であったと思うのですが、いやな顔一つせず、一緒に練り上げてくださった結晶と言えるものでした。本当にありがとうございます。
着工からは、伊藤現場監督も加わり、さらに細かい打ち合わせが始まりました。
確認や変更もたくさんあり、こちらが前回の意見を覆すこともあったのですが、瀬川さん、伊藤さんは快く対応して下さいました。外壁などもサンプルを見て決めたものですが、実際につけられると違った印象となり戸惑って連絡した時にも「ちゃんとイメージ通りのものが出来ますから安心してください」と自信をつけてくださったこともありました。
工事中は、こちらの呼び出しが何回になったのか分らないほどですが、一度も約束事や予定を破られることもなく、私たちの夢を支えてもらいました。現場へは、用もないのに行きまくりました。武田棟梁をはじめ、現場の方々がどんな仕事中であっても、こちらの質問には細部を見せながら丁寧に答えて下さいました。
何よりも仕事のペースや能率が優先であるはずの現場でも、私たちの気持ちや都合を最優先して下さったのはうれしい事でした。
今は実に教会らしく、あたたかで清潔な建物が出来上がりました。しかも、私たちの要望がふんだんに取り込まれていながら、ちゃんとジョイホームさんらしいのですから驚きです。
現在も、器具の使い方や棚板の追加、造作家具の塗り直し、電気関係の追加工事などあるのですが、 その都度、すぐに駆けつけ対応して下さっています。 工事中の仕様変更の際には必ず直しの請求書が届くのも安心でした。
ジョイホームさんらしい建物とは、設計の性能の押しつけ、 押し売りではなく、建主と心底納得のする建物を造り上げることなのだと知りました。
本当に感謝します。 皆さんもぜひ「ジョイホームっぽいのが苦手だ」と言って意見をぶつけてみてください。きっと「建主の希望通りの、ジョイホームさんらしい素晴らしい家」が 出来る事と思います。