先日、今年の夏にお引渡しとなった盛岡市のF様宅にお邪魔させていただきました。

いつも温かく迎えてくださるF様ご夫婦。

この日は、今回のおうちづくりにまつわる素敵なエピソードをお聞きしてきました。

 

F様は、ライフスタイルの変化や家が寒いことが気になり、建て替えをされました。

もともと木をふんだんに利用した素敵なおうちでしたが、

昨今の技術が進んだ家づくりに比べると、電気代や灯油代が多くかかってしまう、そんな造りのおうちでした。

お子さまが成長され、ご夫婦は「快適に暮らしやすい家」を求め、建て替えを決意。

 

解体を目前に、長年家族の生活を見守り続けてきたF家の”梁”を、F様は写真に残していました。

とっても立派な梁ですね。

こちらはなんと、ご主人様のご実家近くに生えていた”赤松”を製材したものだそう。

ご主人様の成長を田んぼの脇から見守っていた赤松が、”梁”に姿を変えてご家族を見守ってきました。

 

こんなに思い入れのある梁を、廃材にしてしまうのは少し残念…と思っていたところ、

担当ホームアドバイザーであるＹさんが、素敵な棚に造りかえてくれました。

 

Ｆ様邸の玄関で出迎えてくれます。雰囲気にぴったり！

Yさんの努力が滲みます…笑

 

個人的な話ですが、私が子供の頃大好きだった

「大きな木」作：シェル・シルヴァスタイン

を思い出してしまいました。

※一本の木が、一人の少年の人生を見守るお話

F様、貴重なお話とお写真をご提供いただきありがとうございました。